多摩の文学。
三鷹で、玉川上水沿いを歩いていたら、
「山本有三」記念館が建っていた。
樹木に隠れて見えないが、なかなか瀟洒な佇まいで、
今でもモダンな感じがする建物だ。
山本有三といえば「路傍の石」。
執筆されたのは戦争前のことで、ひどい検閲にあったという。
そんな事情もあって、「路傍の石」は未完の作品だが、
今もロングセラーとして読み継がれている。
ちょうど9/28まで「路傍の石」展~吾一の明治・大正・昭和そして今~
という特別展が開かれている。
「多摩・武蔵野検定」公式テキストのP,154-155に
多摩ゆかりの作家や多摩を舞台にした文学作品に
ついての紹介がある。
多摩は、自然の豊かさだけでなく、
文学的にも豊かな土壌であったことがわかる。
いよいよ明日で、検定の申込も締切。
作家の先生は、よく締切を破るという話はたびたび耳にするが、
検定の締切は厳格なのでご注意を。