街道物語。
ようやく、ガソリンの価格が下がってきた。
家の周辺で、セルフ以外で一番安いスタンドは、ご覧の通り166円。
一時は、ここでも180円台をつけていたので、15円は下がっている。
心地よい季節にもなったので、たまにはドライブでも。
と考えて多摩地区の地図を広げてみたら、
東西の道路は発達しているが、南北を結ぶ道路が少ない。
「多摩・武蔵野検定」公式テキストのP,76-77に、
多摩地区の街道についての記述があった。
江戸時代に、「青梅」「五日市」「甲州」の各街道が整備されたという。
また、同時に、主に千人同心が利用したという「日光往還」、
横浜に通じる「浜街道」など、南北を結ぶ街道もあったようだ。
ちなみに、この「浜街道」は後に「絹の道」と名づけられ、
全国区の知名度を獲得している。
さらに時代を遡ると、多摩地区には「鎌倉街道」があったわけで、
昔は、東西南北の道路バランスがうまく取れていたような気がする。
何気なく歩いている街道にも、歴史があり、物語がある。
多摩地区は、知れば知るほど面白いね。